もうひとつ、最近飲んだディ・マーヨ・ノランテの赤ワインがあります。
サンジョヴェーゼでつくられたその名も、サンジョヴェーゼ。キャンティで知られたブドウの品種で、ちょっと苦手な味なのですが、100％サンジョヴェーゼでも、こいつはまったく違う味わいです。バランスが良くて、サンジョヴェーゼ特有の鼻につく華のような香りが抑え気味。煮込み料理や鍋にもあう味わいです。冬には、こういう赤ワインが最適ですね。ディ・マーヨ・ノランテのワイン、コスト・パフォーマンスにすぐれていてお勧めです。なんでも、中田英寿も好きなワインなのだとか。なるほどとうなずけるいいワインです。

またまたおいしいイタリア・ワインをいただきましたので、紹介しておきます。
というか、書いておかないと忘れてしまって、今度注文ができなくなるので。

ラミテロ ロッソ(RAMITELLO)は、モリーゼ州の一押し赤ワイン。生産者は、ディ・マーヨ・ノランテ。モンテプルチアーノとアリアーニコをブレンドしたワインで、1700円から1800円で購入できます。

モンテプルチアーノは、ちょっと苦みのあるクセのある飲み口で、低価格でもパンチの効いた味が楽しめます。アリアニコ種は、タンニンの重さが特徴のブドウですが、フレッシュな飲み口の良さも同時に兼ね備えた味になります。アリアニコはただ、鈍重な味わいでもあるので、どんくさいというか、おやじくさい味になりがちでもありますが、ラミテロ・ロッソはそのへんのバランスがいい。

アリアーニコの良さをみなおして、飲んでみたのが、アリアーニコ・コンタド（AGLIANICO DEL MOLISE）です。作り手は同じ、ディ・マーヨ・ノランテ。買ってからというか、これを書いてて初めて気付きました・・・。

これも2000円程度で買えるワインです。アリアーニコというと安いワインの品種というイメージがあって、敬遠していたのですが、すっかり見直してしまいました。どっちがいいかといわれたら、アリアーニコ１００％のコンタドですな。フレッシュでも楽しめますが、翌日に飲んだ方がおいしいくらいなので、２人くらしならちょうどよい量を楽しめます。

ちなみに私が飲んだのは2003年のものでした。ちなみに購入先は有楽町のビックカメラ。コストパフォーマンスにこだわった、意外といいイタリアワインがあるのですよ。

妻は和食系のあっさりした料理が好き。私は、イタリア料理やフレンチみたいな洋食系が好き。

うちの食事は、好きなものを好きな方が作る主義で、出される方は、文句や注文はいわないのが暗黙のルールみたいなものになっています。

カミさんのほうが、帰宅時間が早いことが多いので、最近はすっかり、彼女が食事を作る方が多い。でも、うまい具合に、和食が飽きてくると、自分で、洋食を作りたくなるのです。

なぜか、好きなメニューは、美味く作れるから不思議なものです。ぎゃくに相手は、自分ほどには美味くはできないから、作りたくなるものなのです。

近所で琉球もろみ酢を買ってきました。980円でなかなか旨い。
ドレッシングでも使えそうなナチュラルテイストで、毎日30ccくらいずつ飲んでいます。

これを飲むと身体の調子がすこぶるよいように思います。心なしか体重も、やや減少。脂がとれるような気がします。

というわけで、早くも２本目を飲んでいる途中。ずっと飲んでみることにします。
ただ、もろみ酢というのは、銘柄選びが難しい。お店によっては2000円くらいの銘柄（って酒じゃないか）しか、おいていない。それも、メーカーが泡盛の酒造会社じゃなかったりします。

やはり、正当なもろみ酢といえば、泡盛のメーカーのものでないといかんと思うのです。

いま飲んでいるのは「久米仙」の造り手によるもの。近くのドラッグストアで特売で買ったものですから、これからずっと手にはいるかどうか、心配です。