2006年05月14日13:09ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ
久しぶりに、ワインの話をします。
家のちかくになかなか良いトラットリアがあります。気軽な雰囲気で、メニューも充実していて、値段も手頃。居酒屋にいくより安いくらいの価格で、しっかりとした食事ができるので、月1、2回はそこを夫婦で訪ねています。
なによりワインの種類が豊富なのが、嬉しいのです。もう30回くらいはいっていますが、そのたびに違ったワインが楽しめます。
先日飲んできたのが、この「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」という白ワインでした。
サルディーニャ州のワインです。イタリアの地図をみると、南の西側に、島があります。その州で唯一DOCGに選ばれているワインです。
前にも書いたように、私はあまり南イタリアのワインは好きではありません。
北の酸味のある、フレッシュなワインが好みです。
南イタリアのワインというと、私は詳しくないのですが、総じて、ミネラルが豊富、リンゴのような香りと、花のような香りが特徴です。苦みを感じるものが多いように思います。結構個性豊かで、好きな人にはたまらないといった味わいです。
独特の品種が多く、シチリアの強い太陽をめいっぱい浴びた葡萄の味です。
家のちかくになかなか良いトラットリアがあります。気軽な雰囲気で、メニューも充実していて、値段も手頃。居酒屋にいくより安いくらいの価格で、しっかりとした食事ができるので、月1、2回はそこを夫婦で訪ねています。
なによりワインの種類が豊富なのが、嬉しいのです。もう30回くらいはいっていますが、そのたびに違ったワインが楽しめます。
先日飲んできたのが、この「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」という白ワインでした。
サルディーニャ州のワインです。イタリアの地図をみると、南の西側に、島があります。その州で唯一DOCGに選ばれているワインです。
前にも書いたように、私はあまり南イタリアのワインは好きではありません。
北の酸味のある、フレッシュなワインが好みです。
南イタリアのワインというと、私は詳しくないのですが、総じて、ミネラルが豊富、リンゴのような香りと、花のような香りが特徴です。苦みを感じるものが多いように思います。結構個性豊かで、好きな人にはたまらないといった味わいです。
独特の品種が多く、シチリアの強い太陽をめいっぱい浴びた葡萄の味です。
南イタリアは北イタリアと比べて産業化が遅れて、農業・漁業のような第一次産業が中心です。ワインも廉価なものが多く、労働者の味といった感があります。
イタリアの南北の違いや葛藤については、よい本があります。
ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か
タイトルの印象とはぜんぜん違うイタリアの歴史と政治問題をとりあげた本です。
料理にもあわないような印象があり、南イタリアのワインを注文して、満足した記憶はあまりなかったのです。ところが、「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」は実に味わい深いワインでした。
どっしりとしたなかにもフレッシュな味わいがあり、香りもそれほど強くありません。味を寝ぼけさせない酸味もあります。飲み込むときには、独特の苦みも感じますが、それもバランスがとれてて、気になりません。ひさしぶりのヒットでした。
ただ、注文した料理に味があわなかったのが残念です。頼んでいたのは、サラダ、生ハムの前菜、それからペスカトーレに、赤ワインとマスタードのソースがかかった豚のグリル・・・。
わかっていて注文をしたのですが、味の系統からいって、ペスカトーレ以外は、あわないワインということになります。
それでもペスカトーレのトマトのソースには、このワインは実によくあいました。
トマトとあうワインというのは、意外と難しいものです。やはりトマトソースで愉しむならば、南イタリアのワインはお勧めです。
豚のグリルにも、まったく負けない力強い味わいでした。
自宅でトマトソースをつかったイワシ料理を作るなら「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」を合わせてみて下さい。
イタリアの南北の違いや葛藤については、よい本があります。
ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か
タイトルの印象とはぜんぜん違うイタリアの歴史と政治問題をとりあげた本です。
料理にもあわないような印象があり、南イタリアのワインを注文して、満足した記憶はあまりなかったのです。ところが、「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」は実に味わい深いワインでした。
どっしりとしたなかにもフレッシュな味わいがあり、香りもそれほど強くありません。味を寝ぼけさせない酸味もあります。飲み込むときには、独特の苦みも感じますが、それもバランスがとれてて、気になりません。ひさしぶりのヒットでした。
ただ、注文した料理に味があわなかったのが残念です。頼んでいたのは、サラダ、生ハムの前菜、それからペスカトーレに、赤ワインとマスタードのソースがかかった豚のグリル・・・。
わかっていて注文をしたのですが、味の系統からいって、ペスカトーレ以外は、あわないワインということになります。
それでもペスカトーレのトマトのソースには、このワインは実によくあいました。
トマトとあうワインというのは、意外と難しいものです。やはりトマトソースで愉しむならば、南イタリアのワインはお勧めです。
豚のグリルにも、まったく負けない力強い味わいでした。
自宅でトマトソースをつかったイワシ料理を作るなら「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」を合わせてみて下さい。
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